今回は、ワーホリ中の共同生活についてです。
クマラ収穫をしていた間、オーナーが宿泊施設をタダで貸してくれました。
私が滞在していたのはダーガビルというところで、北島のオークランドよりも北に行ったところにある町です。
その時のことを振り返りながら共同生活をするとこんな感じだった、というのをシェアしたいと思います。
みんなとの共同生活はどんなものなのか、やりづらかったこと、何か参考になれば幸いです。
それではさっそく、いきましょう。
アコモデーションってこんな感じ
このアコモデーションにあったものはこちら↓
- リビング
- 洗濯機
- 物干し台
- キッチン
- オーブン
- 冷蔵庫
- トイレ
- シャワー
- お皿やカトラリー
- 調理器具
さらに、ここには個室が二つあり、そのうちの一つを貸してもらえました。
部屋を借りなかった人は、車の中で寝ていたようです。
退屈しないようにか、リビングには数種類のパズルとテレビが一台置いてありました。
みんなでシェア
自分を含め、最大10人で生活していました。
ということは、いろいろと取り合いです。
フランス、エストニア、ドイツ、チェコの人たちと暮らしてました。
- キッチンは今使えるか
- 冷蔵庫のスペースは余裕があるか
- シャワーやトイレはいつ入れるか
- 洗濯機や物干し台は今使えるか
など、気を揉むことだらけ。
特に、冷蔵庫内の同じメーカーの飲み物はややこしかったです。
あって欲しくなかったハプニング
一度、閉まりきっていなかったから開いていると思って洗面所の扉を開けたらトイレ中に人がいたことがありました。
しかも、トイレの扉は中に別であるのによりにもよってその時は全開。
そりゃあもうこっちは気まずかったですよ……。
こんなことがないようにするには、やはりどちらの扉もしっかり閉めて鍵もかける、というしかありません。
逆にこんなことがあったから、自分が中に入っている時は入られないか、といつも心配していました。
ストレスだったこと
クマラの仕事の後はみんな泥んこになっているので、「早くシャワーに入りたい」と思っています。
仕事について詳しく知りたい方はこちらからどうぞ↓
私は仕事が終わった後は直帰せず、いつも買い出しに行ったりと、取り合いを避けていました。
そうすると、当然シャワーを浴びる順番はいつも最後になってシャワーの温度はいつも水に近いほどぬるかったです。
逆に風邪をひきそうでしたが、汚れているので入らないわけにはいきませんでした。
あとがつかえている、というのは私にはしんどいので、それなら最後でいいやって思ってしまうんですよ。
そんな生活の中で一番ストレスだったのが、トイレットペーパーは消耗が早すぎること。
これを読んでいる方もどこかで体験したことがあるかもしれませんが、アレです。
紙を短く残して次の人が芯を取り替えないといけないようになっている状態のアレ。
いつも一回転ほど(点線2つ目まで)の長さしか残されてないとか、薄すぎる上に正直ワザととしか思えない。
タイミングもあるのでしょうが、1日に3回も取り替えた時は流石に辟易しました。
また、誰かが取り替えても芯はゴミ箱に捨てずその場にほったらかしだったことも。
ある意味、他人に期待をしてはいけないってことなんですけどね……。
貸してもらった個室
個室には、クイーンベッドがあって二人で寝ても余裕のスペース。
落ちる心配もなく、狭まくてストレスになることもありません。
部屋にはコンセントもあったので充電もできます。
鏡台や荷物を置けるスペースも十分にありました。
タオルやハンガーを引っ掛けられる棒もあったのでありがたかったです。
けど、こんなことが……
個室はとてもありがたかったのですが、一つ問題がありました。
それが、日中は鏡台にアリが大量に湧く、ということです。
※虫注意
この黒い点々、全部アリです。
ナシです、キモい。
飲みかけのコップなどを置いていて中に入り込まれたこともありました。
小さくても大量にいたら気持ち悪いですよ!
経路を防ぎたくても、鏡台の右にある柱の下から来ているようで、家の中からきている以上、電気の回線やら、変なことをしてしまうのが怖くてどうにもできませんでした。
そんな中での癒しの存在
毎朝、何かもらえるかと期待して部屋に訪れるこの3羽のニワトリたち。
出勤だろうと、休日だろうと、毎朝7時30分ぐらいに訪ねてきます。
少しだけですが、撫でさせてくれたり、抱っこさせてくれたりと、日常生活での癒しの存在になっていました。
部屋に入ってアリを食って欲しかったぐらいです。
何かもらえないか来て、気が済んだら帰っていく。
いつも見ていて飽きない面白い子たちでした。
また、アコモデーションの隣にはブタちゃんもいました。
私は触っていませんが、パートナーは触る機会があったようで、毛がかたかったそうです。
フゴフゴ鳴いていて、近くで見ると牙もありました。
なんやかんや楽しんだ
- オーナーのお母さんが晩ごはんを作ってくれた日はみんなで一緒に食べる
- 週末にはワーホリ組だけで飲み会
- 休日に車で森へ出かける
- 仕事終わりにビーチで日の入を眺めながらプチ飲み会(サムネ画像)
- アニメ(NARUTO)や文化の話で盛り上がる
- 連絡先を交換してFacebookやInstagramで繋がる
ストレスになったこともいろいろとありましたが、なんやかんや私も楽しんでました。
お好み焼きを作った時も、みんな喜んでくれたので嬉しかったです!
小話
私は炭酸のお酒が一切飲めません。
なので、クマラチーム全員での飲み会でも私は他のものを飲んでいました。
後日、ワーホリ組だけの飲み会の時にフランスの友人が「お酒作ってみたんだけど、少しだけ飲んでみる?全然無理しなくていいよ〜」と言ってくれ、厚意に応えたくて試すことに。
で、一口飲んでみたのですが、やはりダメで「ングゥ〜〜〜〜〜〜ッッ!!!(悶絶)」となりました。
その様子を見ながら「Not おいしー笑」と言っていたのがなんだかおかしくて、今でも面白かった良き思い出として覚えています。
結局、飲めなかった分はその人が飲んでくれましたよ。
だから最後は寂しかった
クマラの収穫が終わった後は、いよいよお別れの時です。
いざその時が来ると少し寂しくなりました。
先にダーガビルから出ていく人たちを残っていたメンバーでお見送り。
みんなとハグしあってお礼を言いあって、お別れしました。
最後にみんなで撮った写真は大事な宝物です!
以上、1ヶ月ほどの共同生活でした。
さいごに
他国の人たちとの共同生活ってワーホリならではって感じがしますよね。
正直、トイレの紙であんなにストレスが溜まるとは思っていませんでした。(笑)
人見知りしまくっていた私も、飲み会があって初めて打ち解けられたと思います。
やはり個人的に「やって良かった」と思ったのが写真を撮ること。
記録も記憶も残して時々振り返って、思い出を大切にしていきたいと思います。
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