ワーホリでロードトリップをする場合、大体の人がキャンプサイトで寝泊まりすることが多いと思います。
今回は、私がリンゴのピッキング中に約1ヶ月ほどお世話になっていた「ウィンチェスターモーターキャンプ」を紹介します。
今後、南島のテムカやティマルー辺りでリンゴのピッキングを考えている方はこれをひとつの参考に。
そうでなくても、ロードトリップ中で泊まるところをお探しの人にもオススメの記事となっています。
また、シーズナルジョブで共同生活をしていた時の話はこちらで読めます↓
それではさっそく、いってみましょう。
自然の中にあるキャンプサイト
国道の途中にあるので周りは自然が多く、かなり広いです。
入ってすぐ目の前は羊のエリアなのでお出迎えしてくれる時もあります。
Wi-Fiはありませんが、低速モードでも電波は届くので特には困りませんでした。
宿泊所にあるもの
- シャワー(奥の緑の扉)
- 水洗トイレ(シャワーの裏側)
- キッチン(左の建物)
- 洗濯機(これは有料で、3ドルか4ドルだったと思います)
宿泊料
ちょっと見えにくいと思うので書き出します。
1泊あたりの値段
- 電気が必要な車の場合、25ドル
- それ以外は一人12ドル、二人なら18ドル(三人目以降は一人10ドル)
- 子どもは5ドル
- キャビンは35ドル〜
電気が必要になるのはガッツリ大きいキャンピングカーなので、ワーホリの人はほぼnon powerになると思います。
私は二人での宿泊だったので、1泊18ドルです。
※ちなみに、おじさんは訛りで18を「アイティーン」と言ってました。
1週間での宿泊だと、二人で100ドルにしてくれます。(26ドルお得)
あれだけの設備でこの価格なら安いと思います!
キッチン
キッチンには
- オーブン付きのコンロ(オーブンなしのコンロもあります)
- トースター
- 鍋やフライパンなどの調理器具
- 食器やカトラリー
- 給湯器(回転寿司のお茶を作るお湯と同じで熱湯なので、手を洗おうとしないでください)
- 電子レンジ
- ゴミ箱(すぐ外)
- 冷蔵庫
などがあり、かなり便利です。
あと、このキャンプサイトを離れる人が「ご自由にどうぞ」というメッセージの紙を添えて食材を置いていくことも。
その場合は大体、左側にある緑のカウンターに引っ付いて立ってある台の上にありますよ。
食器などを使った場合は、後でちゃんと自分達で洗いましょう。
それと、ここにはコンセントもあるので充電も可能です。
シャワー
シャワーは左右端から2つずつの、合計4つです。
アメニティはないので自分でシャンプーや石鹸を用意しましょう。
電気は5分ぐらいで消えるので、都度付け直したり、切れる前に押せば延長可能です。
シャワー室の入口には椅子が置いてあるので、着替えや荷物などはそこに。
扉には上にフックもついているのでタオルも掛けられます。
お湯がぬるくなって逆に寒かったことが何度かありました。
みんなで立て続けに使っていたからなのか、同時に使っていたからなのかはわかりませんが、使うタイミングには気をつけましょう。
宿泊している人が多い場合は注意が必要です。
シャワーはもちろん、それ以外にも冷蔵庫のスペースやキッチン、コンセントも取り合いでした。
洗濯
シャワー室じゃない部屋は洗面所になっており、その中に洗濯機も置いてあります。
しかし、私はここの洗濯機を使ったことがありません。
理由は、
- 乾燥機がなく外干しなので時間がかかる
- 物を干すスペースは他の人と取り合いで使いにくい
- 天気が変わりやすい
というものでした。
なので、洗濯乾燥はいつもテムカにあるオクトパス(Octopus Laundromat)というコインランドリーでやっていました。
コインランドリーとはいっても、この国は基本的にカードで払うので、あまり現金は使いません。
そのランドリーはキャンプサイトから車で5分です。
癒しがいる
このキャンプサイトには可愛い羊がいるので、リンゴのピッキングから帰ってくると疲れが癒されます。
その中でも特にフレンドリーな子が一頭おり、自分から近づいて触らせてくれるというサービス付き。(サムネ画像の子)
そしていつもこちらが満足すると、その子にはわかるのか、空気を読んで離れていきます。
他にもいろいろ
また、ここでは犬や猫もいます。(住人それぞれのペットのようです)
犬は散歩をしている時に見られますが、猫は自由にやっています。
アメショーやキジトラ、黒猫も確認済みです!
猫はシャワーの近くにあるキャンピングカーの下によくいますが、警戒心が強いので触るのは難しいかもしれません。
運が良ければ、キジトラですごく人懐っこい女の子がいるので、その子に会えると触らせてもらえるかも↓
キッチンの近くの木には、ファンテールという鳥もいます。
住人も気さくな人ばかり
このキャンプサイトを管理している人たちもすごくいい人たちばかりでした。
夜の風呂上がりに犬を散歩していたおばさまや、ロッキー(黒猫)の飼い主さんなど、みんなフレンドリー。
その中でも、オーナーのおじいちゃんは茶目っ気があり、このキャンプサイトを離れる時は「ヨヨヨ……」とハンカチを取り出して悲しんでくれました。
天気が良い日はスタッフがお茶会をしているので、リンゴのピッキングから帰ってくると「ただいまー!」ってできます。
お互いに手を振りあったりして、すごく良いですよね。こういうの。
そのリンゴのピッキングの詳細はこちらからどうぞ↓
番外編
これはテムカのNew Worldで買ってきたものですが、このお肉がめちゃくちゃ美味しくてオススメ。
すでに味付けされているので焼くだけで簡単。
この画像にあるのは牛で、他にもラムやポークもあったと思います。
が、ラムはクセが強すぎて私は逆に苦手でした……。
食レポが下手で申し訳ないのですが、とにかく美味しかったです。
機会があればぜひお試しください。
さいごに
ニュージーランドにもさまざまなキャンプサイトがありますが、今回はウィンチェスターモーターキャンプを紹介しました。
もし、ティマルーあたりで宿泊所をお探しでしたらこちらのキャンプサイトはいかがでしょうか。
機会があれば、ぜひこのフレンドリーな環境を体験してみてくださいね。
コメント