トウガラシやワサビで唇が痒くなったことってありませんか?
この2つに共通するのは香辛料・刺激物ということです。
香辛料は料理では欠かせないものとなっています。
しかし、人によっては
- 痒くなって掻いたら赤く腫れ上がった
- ヒリヒリして痛痒い
- 唇の裏側にプツプツした水ぶくれやミミズ腫れができて痛痒い
といった症状が出してしまうことも。
これ、私が実際に出た症状で、香辛料抽出物もNGです。
この記事では、かゆみの原因やオススメの市販薬などを書いていますので、お悩みの方はぜひ参考にしてください。
それでは、さっそくいきましょう。
昔はなんともなかったのにアレルギーが急発症!
私は幼少期では特にこれといったアレルギーはありませんでした。
しかし、高校生になった時に急に発症。
気がつけばやたら唇が痒くてずっと歯で掻いていました。
口は日常生活において重要な体の一部です。
これにはものすごく困りました。
そこで症状を調べたところ、香辛料によって起きる即時型アレルギー(接触性口唇炎)だったことが発覚。
つまり、口腔アレルギーと言うやつです。
『子どもの頃は平気だったのに、大人になったら急に発症した』ということでした。
大人になってから発症というのは花粉症ともよく似ていますね。
余談ですが、私は花粉症が原因でキウイアレルギーも発症しました。
花粉症持ちの人は高確率でキウイアレルギーを発症するそうなので、ご注意ください。
アレルギー関連として、こちらも参考にどうぞ↓
痒みの原因は?
即時型アレルギーと言っても、何の成分でそうなっているのかはわかりませんよね。
そこで、トウガラシ・ワサビのそれぞれにアレルギーを引き起こす原因となる成分を調べてみました。
トウガラシの成分
トウガラシでは、カプサイシンが原因と考えられます。
ティントリップやグロスなどの化粧品でよく聞きますね。
カプサイシンには、“血行促進”の効果があり、その効果によって血管を拡張させています。
しかし、合わない人には痒みを引き起こす原因となっているんです。
ワサビの成分
ワサビでは、アリルイソチオシアネート(アリルカラシ油)が原因と考えられます。
カプサイシンと違ってあまり聞いたことがない人も多いかもしれません。
ワサビの有効成分は辛みにあり、その主成分であるアリルイソチオシアネートには、抗菌効果や殺菌効果、食欲増進効果などがあります。
出典:わかさの秘密
つまり、ワサビで唇が抗菌や殺菌されてしまった結果、ミミズ腫れになったというわけですね。
身近なところにある香辛料
カプサイシンが入っていることが多いものはこちら↓
- ティントリップやグロス
- 市販のカレーやシチューなどのルウ
- 香辛料(或いは香辛料抽出物)と書いてある食べ物
- ポテトチップス のり塩味
基本的にのり塩味はどれも“唐辛子入り”なんです!ご存知でしたか?
アリルイソチオシアネートが入っているものはこちら↓
- 防腐剤
- 防虫剤
こちらは基本的に口にすることはないので、ワサビ以外でアレルギーは発症する確率は低そうですね。
よく効く市販薬はどれ?
モアリップです。
私が日頃、予防や処置にはこれを使っています。
症状が出た当時は休日で病院に行けず、ドラッグストアで薬剤師の人に相談したところ、モアリップを勧められました。
半信半疑だったのですが、バッチリ完治。
塗ったその日のうちに痒みが治まりました。
それ以来、モアリップを常備しています。
もし、症状がひどい場合はすぐに皮膚科か内科に行きましょう。
モアリップはどこにある?もしなかったら?
モアリップは全国のドラッグストアで売っています。
もし、見つけられなかった場合にオススメなのがレプシアLip。
モアリップと同じ処方なので、ぜひ探してみてください。
さいごに
痒みの原因は“香辛料の成分が引き起こすアレルギー”ということがわかりました。
日常生活で食べることは欠かせません。
その生活の中で、トラブルを起こさないためにも自分で予防や対策をしましょうね。
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