害虫対策したいけど、虫のイラストがあると触れない……。
殺虫スプレーとかのニオイが苦手……。
虫が本当に苦手な人はイラスト付きのスプレーすら触れません。(私自身のことです)
触っているように思えて無理!
そんな人にオススメしたいのがヒバ油。
ヒバ油は使い勝手が良く、カメムシの対策に使う人も多いんです。
この記事ではヒバ油スプレーの材料と作り方を紹介しています。
お悩みの方はぜひ参考にしてください。
ヒバ油スプレーの材料を揃えよう
ヒバ油スプレーを作るにはまず材料が必要です。
- ヒバ油
- 無水エタノール
- 精製水
- プラスチックのスプレー容器(金属製のものは反応で赤く着色する可能性あり)
一つずつ説明していきますね。
ヒバ油
あまり店舗で見かけたことがなかったので、私はたくさん作るためにAmazonで購入しました。
大量に作っても使い切れる自信がない人は、お試しの10mlサイズもありますよ↓
ヒバ油とは、ヒバ(檜葉)というヒノキ科の木から抽出した油のこと。
その中に含まれているヒノキチオールという成分が虫除けの働きを持っています。
なので、使うとヒノキの香りでリラックスもできるんですよ。
無水エタノールと精製水
無水エタノールと精製水はどちらも薬局で売っています。
それぞれ代用するなら、消毒用エタノールと水道水が良いでしょう。
費用をおさえるなら代用品ですね。
プラスチックのスプレー容器
小さいものにするなら、100均に売っているスプレータイプの容器で十分です。
大容量にするなら、500mlのペットボトルを容器にして、スプレーの部品は100均で購入しましょう。
水だけでヒバ油スプレーは可能?
もっとコストを抑えたい!ヒバ油と水だけで作れるかな?
確かにヒバ油と水だけなら財布には優しいですが、私はオススメしません。
なぜなら、すでに私が試したからです。
「よし!これで安上がりになるぞ!」と、作った結果↓
- 水と油なのでうまく混ざらない
- 水の表面に油が浮いた
- 数ヶ月ほどで容器のすみにカビのような塊や変な膜ができる
- スプレーの出が悪くなって使えないものに
こうなりました。
気持ち悪くてすぐ廃棄してしまったので、申し訳ないですが写真はありません。
せっかくのヒバ油がもったいない!は避けたいですよね。
コストを抑えたいなら、せめて代用品の消毒用エタノールだけでも購入しましょう。
ヒバ油スプレーの作成
作る時はプラスチック容器にそのまま直接入れればOK。
ヒバ油:無水エタノール:精製水=1:7:2
この割合を左から順に入れて混ぜるとヒバ油スプレーの完成です。
玄関の外側や風呂場の網戸など、気になるところに吹きかけましょう。
作っている間はちょっと実験っぽくて楽しいかったです。
作る時の注意点
- ヒバ油とエタノールをしっかり混ぜてから精製水を入れる
- 消毒用エタノールを使っている場合は精製水や水を入れすぎない
無水エタノールは名前の通り、ほぼ水分がありません。
しかし、消毒用エタノールには2割ほど水分が含まれています。
水を入れすぎてしまうと、水と油で分離してしまうので注意しましょう。
画像では若干失敗しちゃってます……。
ヒバ油スプレーの効果は?
このヒバ油スプレーを使って2年経ちますが、
- デカい虫に侵入されなくなった
- 嫌われ者の『G』を家で見なくなった
家の中でこれだけの効果をもたらしてくれているので本当に感謝しています。
ちなみに、蚊・ハエなどに困っている人はこちらの記事もどうぞ↓
カメムシ対策
珪藻土のタブレットや、水羊羹の空き缶に重曹を入れたものを窓際に置いて、ハッカ油とヒバ油のブレンドを2~3滴たらして浸み込ませておくと、カメムシの侵入が少ないので助かってる
— ふるもっふ (@gensinden_No1) April 16, 2022
有ると無しでは侵入してくるカメムシの数が違う
洗濯物干し場で活躍してる
ヒバ油に加え、ハッカ油も足しても◎
ハッカ油はハト除けにも効果があり、値段もヒバ油より安くて買いやすいです。
カメムシが大量発生した時や、ハトに困った時はハッカ油の方がいいかもしれませんね。
ヒバ油は危なくないの?
ヒバ油はとても便利で役に立ちますが、こんな危険性も。
- 猫や小動物には毒の危険性がある
- 原液のまま直接肌につけるとかぶれる可能性がある
- 妊婦や乳児の方は念のため注意
犬にはむしろ皮膚病に効果があるそうですが、アレルギーを起こす可能性もあるので注意はしておきましょう。
もし猫や小動物がいるなら、病院で獣医さんに相談した方が良いですね。
さいごに
ヒバ油スプレーを作れば、家の中に侵入されることなく快適な生活を送れますよ。
特に、虫が嫌いでイラスト付きのものが触れない人にこそ安心して触れるのでオススメです。
とても便利なので、ぜひ一度試してみてくださいね。
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